海外就職と電子書籍発行の最新情報をお伝えします


もりぞお海外研究所では、
・日本人が選択可能なキャリアのひとつの選択肢 「海外就職」
・情報発信と副業の新たな選択肢 「電子書籍個人出版」
について、私が自ら実験台になって調べたノウハウをご提供します。

海外就職

有休が取れない職場は「東南アジアのマネジメント」を参考にしては?【JCAST再掲】

この記事は「JCAST会社ウォッチ アジア海外就職という選択肢」に連載された記事の再掲です

日本企業が海外進出する理由はたくさんあります。未開拓のマーケット、土地代などイニシャルコストの安さ、法人税の安さ等々…。これと同じくらい重要なのが、「人件費の安さ」です。

東南アジア途上国でエンジニアなどを雇う場合、多くの場合は月給が2~4万円と言われていますので、日本よりも破格に安いです。しかし実際に雇ってみると、現場ではいろいろ大変です。今回は、その大変さについて書いてみます。

インドネシアは人材流動化まっただなか


バンコクの電車が人材会社の広告でラッピング。普通の人にとって転職は日常茶飯事です
バンコクの電車が人材会社の広告でラッピング。普通の人にとって転職は日常茶飯事です

アジア進出企業の最大の問題のひとつは、人件費が日々高騰していることです。以前の記事で、ジャカルタの賃金の伸び率が年40%を上回っていると書きましたが、これは最低賃金で働く工場の労働者などの賃金です。

ITエンジニアとしてプログラミングができたり、日本語が喋れたりマネジメントができたりする人材は現地でも引く手あまたで、さらに凄い勢いで給料が上がっています。

日本語がそれなりに話せるあるインドネシア人は、ある日本企業で3か月勤務した後、別の日本企業に転職して給料が1.5倍になりました。その4か月後にまた転職して、さらに1.5倍に。たったの7か月で、1.5×1.5=2.25倍になったのです。

数か月程度の勤務で、スキルが大きく伸びるわけはありません。仕事のスキルなどは大して変わっていないのに需要が高まるので、給料は2倍以上になってしまうのです。

別の日本企業の担当者は、入社開始2か月前に口頭で内定を出していましたが、入社1か月前に正式な契約を結ぼうと連絡をしたら、すでに別の企業に入社が決まっていたとのこと。理由は「こっちの給料は、御社の1.4倍だったから」だそうです。

日本人は終身雇用の慣習が染みついているのか、高い給与を提示されてもなかなか会社を移らない傾向があります。義理人情の文化もあるし、「転職回数の多さ=信頼できない人間」という偏見も一部には残ります。

しかし、多くの国では給与アップやキャリアアップのため、軽やかに会社を移っていきます。年に2回3回と移ることもザラです。どうしても辞められては困る人材は、早めに給料を上げておく必要があります。日本人のように「成果を出したら給料は上がるよ」とか、「20年勤めてたら退職金がたくさん出るから」と言ってもほとんど効果はありません。

業務の「人依存」を解消することによるメリット


とはいえ、言われるがままに給料を上げていくと、海外進出のメリットである「人件費の安さ」を享受できなくなります。実際シンガポールや香港はもちろん、中国やタイでも日本人以上の給料を稼ぐスタッフはたくさんいます。

そこで、海外で働く日本人、特に現地のスタッフを管理するマネージャーに求められる事は、業務を「人依存」にしないことです。

優秀なスタッフに仕事を丸ごと任せると、その人が転職してしまうと業務が崩壊します。このようなリスクを避けるために、誰がどんな業務をやっているかをオープンにし、そのやり方を明文化し、誰でも代わりに仕事ができるように仕組み化するのです。

最初は人依存かもしれませんが、定期的にどんな風に仕事をしているかをヒアリングし、それをドキュメントにまとめます。誰かが休暇を取ったときには、ドキュメントを元に他のスタッフに仕事を任せてみて、職務が遂行できるかを確認します。こうして全ての仕事を代替可能にすることで、誰かが辞めたときのダメージを少なくできるのです。

これは、東南アジアに限ったことではありません。日本企業で有給休暇が取れないのも、仕事が人に依存していることが問題である場合が多いです。マネージャーは業務を代替可能にして、誰かが休んだときに穴が埋められるようにしておくと、有休が取りやすい部署を作る事ができ、部下に感謝されると思います。

こうやってマニュアルを作った経験は、転職した先のオペレーションが上手くいってなかった場合の改善策としても応用できます。明文化は骨の折れる仕事ではありますが、会社にとっても部門にとっても、自分自身のキャリアチェンジにとっても価値があることなので、是非チャレンジしてみてください。
※新刊「セカ就! 世界で働くという選択肢」(朝日出版社刊)では、現地人スタッフとの生々しいやりとりを小説にまとめました。ご一読いただけたらと思います。


日本の市場で行き詰まった人に「セカ就」という選択肢【JCAST再掲】

この記事は「JCAST会社ウォッチ アジア海外就職という選択肢」に連載された記事の再掲です

今回も「セカ就!」する人の一例をお伝えします。これまでは、大学卒業したての若者の話でしたが、今回の登場人物は脂の乗ったサラリーマンです。

彼は、日本の市場に限界を感じています。日々下がる自社の売上。工場の閉鎖が相次ぐ取引先。ジリジリ下がる給料……。10年以上続けていた「社畜」仕事は忙しく、身体にも負担はかかっているけど嫌いではない。

責任の重さと給料のバランスが取れない現状を打破


日本よ、コレが「アジアの平均点」だ!(台北にて)
日本よ、コレが「アジアの平均点」だ!(台北にて)

経験値も上がり、権限も増え、やれることの範囲はどんどん広くなっています。しかし、給料はその責任の重さとバランスがとれなくなっているし、業務時間は「過労死ライン」を遙かに上回っています。

経済がどんどん縮小していく下りエスカレーターの日本で、このまま仕事をしていていいのか……。そんな彼の前に現れたのが「アジア海外就職」です。

取引先の工場が移転していく先はアジア。国民一人当たりのGDPや国民の賃金はうなぎ登り。日本とは真逆の上りエスカレーターです。普通に仕事をしていれば成功できるのではないか。そんな衝動が彼を動かします。

ただ、ここに一つ落とし穴があります。「普通に」仕事をするためのハードルは、日本とアジアでは基準が違うのです。契約を締結しても、ちっとも守らない取引先。どんなに単純な仕事でも、信じられないくらい低レベルなミスをする従業員。日本では考えられないくらい理不尽にねじ曲がった政府の規制。

仕事を進めようと思い、一歩進めば壁にぶつかり、一歩進めば毒の沼地に足を取られる。「普通に」仕事を進めるのは至難の業なのです。

とはいえ、上りエスカレーターにあるというのは事実です。日々給料が上がる若者だらけの市場は、「新しいモノが欲しい」という欲望に満ちあふれています。ここに、彼らの欲しがる製品を投入できれば、莫大な量の商品を売ることができます。

例えば、インドネシアでは日本車のシェアは90%を超えています。実際、「世界最凶」といわれる渋滞に巻き込まれると、周りは日本車だらけであることに気付きます。

日本の「普通」を維持できればアジアで評価される


そんなビッグディールを目指して、日本を含む様々な国の企業が参入し、参入企業相手の仕事も日々増大していきます。

日本レベルの「普通」を達成するのは難しいけれど、障害を乗り越えて「普通」を達成すればチャンスをつかめる市場でもあります。顧客の知りたい情報を的確に説明したり、取引先が満足する品質と納期を提供したり、現地人スタッフが効率的に働けるような仕組みを作る事ができれば、自ずと責任ある役職に就くことができるようになります。

日本の会社では「平均点」かもしれませんが、市場全体が伸びている中では、平均点を維持することができれば高く評価される可能性が高いです。きっと、給料の額もその評価についてくることでしょう。

自分のキャリアデザインを考えるとき、このようなメリット、デメリットを考え、自分は日本で働き続けるべきか、新興国に乗り出していくべきかを考えてみるのはいかがでしょうか?

日本で培ったハイレベルの知識と、アジアで「普通」の仕事がこなせる胆力があれば、きっと大きな仕事を成し遂げることができると思います。(森山たつを)
※新刊「セカ就! 世界で働くという選択肢」(朝日出版社刊)では、世界で働く人たちの実態をリアルな小説にまとめました。第5章は日本の超大手メーカーで仕事の先行きに疑問を感じ、「日本が揺れたあの日」をきっかけにセカ就!を目指す37歳男性のお話です。興味のある方はご一読いただけたらと思います。

日本の市場で行き詰まった人に「セカ就」という選択肢【JCAST再掲】

この記事は「JCAST会社ウォッチ アジア海外就職という選択肢」に連載された記事の再掲です

今回も「セカ就!」する人の一例をお伝えします。これまでは、大学卒業したての若者の話でしたが、今回の登場人物は脂の乗ったサラリーマンです。

彼は、日本の市場に限界を感じています。日々下がる自社の売上。工場の閉鎖が相次ぐ取引先。ジリジリ下がる給料……。10年以上続けていた「社畜」仕事は忙しく、身体にも負担はかかっているけど嫌いではない。

責任の重さと給料のバランスが取れない現状を打破


日本よ、コレが「アジアの平均点」だ!(台北にて)
日本よ、コレが「アジアの平均点」だ!(台北にて)

経験値も上がり、権限も増え、やれることの範囲はどんどん広くなっています。しかし、給料はその責任の重さとバランスがとれなくなっているし、業務時間は「過労死ライン」を遙かに上回っています。

経済がどんどん縮小していく下りエスカレーターの日本で、このまま仕事をしていていいのか……。そんな彼の前に現れたのが「アジア海外就職」です。

取引先の工場が移転していく先はアジア。国民一人当たりのGDPや国民の賃金はうなぎ登り。日本とは真逆の上りエスカレーターです。普通に仕事をしていれば成功できるのではないか。そんな衝動が彼を動かします。

ただ、ここに一つ落とし穴があります。「普通に」仕事をするためのハードルは、日本とアジアでは基準が違うのです。契約を締結しても、ちっとも守らない取引先。どんなに単純な仕事でも、信じられないくらい低レベルなミスをする従業員。日本では考えられないくらい理不尽にねじ曲がった政府の規制。

仕事を進めようと思い、一歩進めば壁にぶつかり、一歩進めば毒の沼地に足を取られる。「普通に」仕事を進めるのは至難の業なのです。

とはいえ、上りエスカレーターにあるというのは事実です。日々給料が上がる若者だらけの市場は、「新しいモノが欲しい」という欲望に満ちあふれています。ここに、彼らの欲しがる製品を投入できれば、莫大な量の商品を売ることができます。

例えば、インドネシアでは日本車のシェアは90%を超えています。実際、「世界最凶」といわれる渋滞に巻き込まれると、周りは日本車だらけであることに気付きます。

日本の「普通」を維持できればアジアで評価される


そんなビッグディールを目指して、日本を含む様々な国の企業が参入し、参入企業相手の仕事も日々増大していきます。

日本レベルの「普通」を達成するのは難しいけれど、障害を乗り越えて「普通」を達成すればチャンスをつかめる市場でもあります。顧客の知りたい情報を的確に説明したり、取引先が満足する品質と納期を提供したり、現地人スタッフが効率的に働けるような仕組みを作る事ができれば、自ずと責任ある役職に就くことができるようになります。

日本の会社では「平均点」かもしれませんが、市場全体が伸びている中では、平均点を維持することができれば高く評価される可能性が高いです。きっと、給料の額もその評価についてくることでしょう。

自分のキャリアデザインを考えるとき、このようなメリット、デメリットを考え、自分は日本で働き続けるべきか、新興国に乗り出していくべきかを考えてみるのはいかがでしょうか?

日本で培ったハイレベルの知識と、アジアで「普通」の仕事がこなせる胆力があれば、きっと大きな仕事を成し遂げることができると思います。(森山たつを)
※新刊「セカ就! 世界で働くという選択肢」(朝日出版社刊)では、世界で働く人たちの実態をリアルな小説にまとめました。第5章は日本の超大手メーカーで仕事の先行きに疑問を感じ、「日本が揺れたあの日」をきっかけにセカ就!を目指す37歳男性のお話です。興味のある方はご一読いただけたらと思います。

海外留学後、日本で「つまらない仕事をさせられた」と感じている人へ【JCAST再掲】

この記事は「JCAST会社ウォッチ アジア海外就職という選択肢」に連載された記事の再掲です

前回に引き続き、海外で就職活動する「セカ就!」する人の一例を挙げてみます。彼女は、高校時代に交換留学で行った海外があまりにも楽しく、それをきっかけにアメリカの大学に進学します。

国際色あふれるキャンパスで送った充実した日々。卒業後もアメリカで働こうと考えていましたが、リーマンショック後の不況は彼女の就活を直撃します。とにかく仕事がないのです。

留学帰りに風当たりが強い「ドメな会社の上司」


米マサチューセッツ工科大学のキャンパス風景。自由な雰囲気がいいです
米マサチューセッツ工科大学のキャンパス風景。自由な雰囲気がいいです

資金とビザの関係で失意と共に帰国した彼女は、日本での就活を始めますが、すぐに壁にぶち当たります。なぜ皆と同じリクルートスーツを着なきゃいけないの? 「あなたを色に例えると何色ですか?」とか、ワケの分からない質問してくるんじゃねーよ!

それでも何とか会社に入ると、もっと理不尽なことが待っています。上司は自分がちょっとでもミスすると「海外で英語を習ってきたのに、こんな事もできないのか?」などと嫌みを言います。明らかに周りの同期よりも厳しく指摘されるのです。

なんで私ばっかり。海外であんなに苦労して、充実した時間を送ってきたのに…。そんな恨みが心の中に澱のように溜まっていき、言葉の端々に棘となって現れます。

ドメスティックな会社で、留学帰りの人に風当たりが強くなるのは、よく聞くことです。きっとその原因のひとつは、上司のコンプレックスです。日本国内の需要が落ち、グローバル対応しなきゃいけないと分かっているけど、英語ができない焦りを抱えながら過ごす日々。

そこにやってきた英語ペラペラのあなたに対する嫉妬が、棘になっているのかも知れません。

それに加えて、あなたが海外で苦労して身につけたモノが活かせないという現実。とはいえ会社の業務に関しては自分の知らないことがたくさんあり、嫌みな上司の鼻を明かすような活躍ができるわけでもありません。

どちらも心に負い目を持っており、それがお互いに対する言葉の隅々の棘となってお互いを傷つける。大変不幸な状態になるのです。

「たかが英語」と肩の荷を降ろし、できる仕事を増やす


そんな問題を解決する選択肢のひとつが「セカ就」です。香港やシンガポールの英語が公用語の国での仕事なら国籍なんて関係ない。日本のような細かすぎる慣習なんて気にしている余裕もありません。

ただし、香港やシンガポールではハイレベルな仕事が求められ、卒業してすぐの人が得られる仕事はほとんどないのも現実です。

そこで、一度肩の荷を降ろしてみましょう。「たかが英語。たかが学位」。

英語なんてアメリカでは中学生でも喋れますし、学位だったら会社のおじさんだって持っています。そこに固執しても事態は好転しません。それよりも、仕事をする上で自分に足りないものが何なのかを探し、自分にできることでそれを補うのです。

おじさんが英語のメールで困っていたら、進んで手伝ってあげましょう。外国人からの電話かかってきたら、積極的に取ってあげましょう。そうやって部署の人たちに少しずつ貸しを作るのです。

一方、あなたの足りないものは部署のメンバーたちが持っています。彼らが作った資料を読み、分からないことを教えてもらいましょう。資料にはメンバーのプライドがこもっています。その道のプロをリスペクトし、真摯に教えを請う若者を邪険に扱う人はいません。むしろ喜んで教えてもらえます。

そうやって身につけたスキルと、アメリカで身につけた英語力などのスキルをもってセカ就すれば、きっと面白い仕事に就けます。

他人をバカにしても何も始まりません。自分より優れたところを見極め、その部分を吸収し、自分を成長させる。そうやって成長していくことで、自分の選択肢が増え、自分を活かせる仕事ができるようになるのです。(森山たつを)
※「セカ就! 世界で働くという選択肢」(朝日出版社刊)では、世界で働く人たちの実態をリアルな小説としてまとめました。第二章は海外留学後、アメリカで仕事が見つけられず、地元スーパーで派遣社員をしている女性のお話です。興味のある方はご一読いただけたらと思います。

海外留学後、日本で「つまらない仕事をさせられた」と感じている人へ【JCAST再掲】

この記事は「JCAST会社ウォッチ アジア海外就職という選択肢」に連載された記事の再掲です

前回に引き続き、海外で就職活動する「セカ就!」する人の一例を挙げてみます。彼女は、高校時代に交換留学で行った海外があまりにも楽しく、それをきっかけにアメリカの大学に進学します。

国際色あふれるキャンパスで送った充実した日々。卒業後もアメリカで働こうと考えていましたが、リーマンショック後の不況は彼女の就活を直撃します。とにかく仕事がないのです。

留学帰りに風当たりが強い「ドメな会社の上司」


米マサチューセッツ工科大学のキャンパス風景。自由な雰囲気がいいです
米マサチューセッツ工科大学のキャンパス風景。自由な雰囲気がいいです

資金とビザの関係で失意と共に帰国した彼女は、日本での就活を始めますが、すぐに壁にぶち当たります。なぜ皆と同じリクルートスーツを着なきゃいけないの? 「あなたを色に例えると何色ですか?」とか、ワケの分からない質問してくるんじゃねーよ!

それでも何とか会社に入ると、もっと理不尽なことが待っています。上司は自分がちょっとでもミスすると「海外で英語を習ってきたのに、こんな事もできないのか?」などと嫌みを言います。明らかに周りの同期よりも厳しく指摘されるのです。

なんで私ばっかり。海外であんなに苦労して、充実した時間を送ってきたのに…。そんな恨みが心の中に澱のように溜まっていき、言葉の端々に棘となって現れます。

ドメスティックな会社で、留学帰りの人に風当たりが強くなるのは、よく聞くことです。きっとその原因のひとつは、上司のコンプレックスです。日本国内の需要が落ち、グローバル対応しなきゃいけないと分かっているけど、英語ができない焦りを抱えながら過ごす日々。

そこにやってきた英語ペラペラのあなたに対する嫉妬が、棘になっているのかも知れません。

それに加えて、あなたが海外で苦労して身につけたモノが活かせないという現実。とはいえ会社の業務に関しては自分の知らないことがたくさんあり、嫌みな上司の鼻を明かすような活躍ができるわけでもありません。

どちらも心に負い目を持っており、それがお互いに対する言葉の隅々の棘となってお互いを傷つける。大変不幸な状態になるのです。

「たかが英語」と肩の荷を降ろし、できる仕事を増やす


そんな問題を解決する選択肢のひとつが「セカ就」です。香港やシンガポールの英語が公用語の国での仕事なら国籍なんて関係ない。日本のような細かすぎる慣習なんて気にしている余裕もありません。

ただし、香港やシンガポールではハイレベルな仕事が求められ、卒業してすぐの人が得られる仕事はほとんどないのも現実です。

そこで、一度肩の荷を降ろしてみましょう。「たかが英語。たかが学位」。

英語なんてアメリカでは中学生でも喋れますし、学位だったら会社のおじさんだって持っています。そこに固執しても事態は好転しません。それよりも、仕事をする上で自分に足りないものが何なのかを探し、自分にできることでそれを補うのです。

おじさんが英語のメールで困っていたら、進んで手伝ってあげましょう。外国人からの電話かかってきたら、積極的に取ってあげましょう。そうやって部署の人たちに少しずつ貸しを作るのです。

一方、あなたの足りないものは部署のメンバーたちが持っています。彼らが作った資料を読み、分からないことを教えてもらいましょう。資料にはメンバーのプライドがこもっています。その道のプロをリスペクトし、真摯に教えを請う若者を邪険に扱う人はいません。むしろ喜んで教えてもらえます。

そうやって身につけたスキルと、アメリカで身につけた英語力などのスキルをもってセカ就すれば、きっと面白い仕事に就けます。

他人をバカにしても何も始まりません。自分より優れたところを見極め、その部分を吸収し、自分を成長させる。そうやって成長していくことで、自分の選択肢が増え、自分を活かせる仕事ができるようになるのです。(森山たつを)
※「セカ就! 世界で働くという選択肢」(朝日出版社刊)では、世界で働く人たちの実態をリアルな小説としてまとめました。第二章は海外留学後、アメリカで仕事が見つけられず、地元スーパーで派遣社員をしている女性のお話です。興味のある方はご一読いただけたらと思います。

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著者近景

Author:もりぞお / 森山たつを

海外就職研究家 兼
電子書籍個人出版研究家


人がやらないマニアックな領域を、日々自身が実験台になって研究しています。
詳しいプロフィールは"About もりぞお"をご覧ください。
取材、記事執筆、人生相談、なんでもうけたまわります。
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