コロナ禍で、多くの仕事がオンライン化されています。特に海外とのやりとりが。
私は今、カンボジア、メキシコ、ペルーなどと仕事をしていますが、全部オンラインです。
基本、英語でやりとりをしているのですが、最近「英語要らないんじゃね?」って思い始めました。


語学力なくても、大学生が海外ビジネスやっている

去年の今頃は、カンボジアに40人以上の学生を連れてきて、カレー屋ビジネス体験を提供してました

今年はコロナ禍で海外には行けないため、オンラインの海外ビジネス体験プログラムを運営しています。
そのうちのひとつが「スペイン語のマンガアプリを、世界にプロモーションする」というプログラム。
MANGA VAMOSという、スペイン語の漫画しか載っていないマンガアプリのプロモーションをスペイン語が全くできない日本人の大学生がやっているのです。

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我々からは、ヒアリングの方法や、マーケティングの基礎、FacebookやInstagramの広告の打ち方などを教えるのですが、具体的に何をやるかは学生に任せます。
学生は、自分なりの方法でアプリへのアクセス数を増やし、漫画の投稿件数を増やすために試行錯誤します。


で、2021年2月のプログラムでは、漫画の投稿件数が過去最高を更新しまいた。
プロモーション開始10日で、8人の漫画家から30件以上の漫画が投稿されています。

海外との交流アプリやFacebookのグループなどで漫画家を見つけ、彼らと交渉して、漫画を掲載してもらう。
これだけ書くと簡単なのですが、彼らには日本語はもちろん、英語も通じません。
じゃあ、どうやって交渉をしているのか?


チャット + 翻訳アプリの破壊力

ポイントは、コミュニケーションにZOOMではなくFacebookなどのチャットを使っていることです。
チャットだから「日本語で伝えたいことを書く」→「DeepL翻訳でスペイン語に変換」→「送る」ということが可能なのです。逆もまたしかり。

多少訳がおかしくなることもありますが、ちょっとコツを掴んで外国語にしやすい日本語にすれば無問題。多少間違っていたからって、むこうも文句はいってきません。

ただ、小規模ながらもビジネスなんで、それなりにむずかしい質問も来ます。
例えば、「掲載された漫画の著作権はどうなるんですか?」

これも、スペイン語で書かれた著作権に関するページのURLを送って、追加の質問があったら聞いて!といえば、だいたい完了です。質問が来たときには上司(=私)に振ればOK。

ちなみに、コーチとして、我が社のスペイン語ネイティブの日本人スタッフがついているのですが、彼の出番は意外と少ないです。
本当に、言葉ができなくてもなんとかなっちゃうんです。


言葉ができなくてもビジネスができたという実績

この言葉ができなくてもビジネスができたという実績はすごく強いです。

「スペイン語できなくても、メキシコ人やペルー人と交渉してビジネス成功させました!だから、世界中どの国のスタッフとも一緒に仕事をしていく自信があります!」

って言えれば就活の自己PRではものすごく強いですし、自分の人生の選択肢も広がります。
(私自身、クメール語全然できませんが、1年の半分カンボジアに住んでます)

これは、言葉だけの問題ではなく、「できなきゃ、できないなりに、今持っているものでなんとかする」というスキルは、あらゆる局面で役に立つからです。

ちなみに、今現在青森在住なのですが、大家さんの津軽弁も聞き取れない


英語は学ぶべきなのか?

ZOOM会議や電話会議が増えたので、より正確な語学が必要という意見もあります。
それはそうですが、上手くチャットやメールでのやりとりに持ち込めば、このように語学力なしでもビジネスはできます。

じゃあ、ビジネスにおいて英語が必要ないのかというとそういうわけでもありません。

世界の共通語になっている英語が話せると、世界中の人と仲良くなるのに便利なんです。

チャットで話をするよりも、ZOOMで顔観て話する方が仲良くなりやすいじゃないですか。
ZOOMで話するよりも、直接対面で話をした方が仲良くなりやすいじゃないですか。

なので、英会話ができるというのは、ビジネス上圧倒的に有利なのです。

いろんな人と仲いいことで「余人に代えがたい」とか言われてた、元オリンピック組織委員会会長がいますよね。

また、翻訳アプリも、日本語→スペイン語よりも、英語→スペイン語の方が訳が正確になるので、英語が出来た方が便利です。

ただ、今までは英語ができなきゃ海外との取引は全然無理だったのが、2020年のこの世界は、このレベルの差だけになっているというのが画期的です。

少なくとも、英語を学んでから海外に行く何てことをする必要はありません。
海外とビジネスをしながら、英語を学んでいけばいいんです。