「森山さん、今の大学生はドラゴンボールとかよくわかってないので、スーパーサイヤ人とかをたとえに使うのやめてください」
とか言われたので、鬼滅の刃を全部読みました。 #おもしろかった

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と、いうわけで、スーパーサイヤ人のかわりに「痣が出る」とか「透き通る世界が見える」とか言うようになりました。

世間一般でも、全集中とかとか、鬼滅用語が飛び交っていますが、面白いのが、「嘘柱 誇張しのぶ」です。


就活に潜む嘘柱 誇張しのぶ

鬼滅の刃のキャラクターで「蟲柱 胡蝶しのぶ」さんがいるのですが、この人の名前にひっかけて、twitterとかでそれっぽい作り話をしている人を揶揄する言葉です。

「映画を見て号泣中にナンパされたが、喪に服している、という理由で同行者が断った」
「息子が、妹に(禰豆子のように)竹輪をくわえさせて旅に出ると言い出した」

みたいな、鬼滅の刃に絡めた話から、マクドナルドで隣に座った女子高生が世間を切る発言をしていたとか、バスの同乗者の主婦が失礼な人をぎゃふんと言わせたみたいな話まで、いろんなところに、嘘柱 誇張しのぶは潜んでいます。 #主にtwitter上に

そして、就活の面接、ESにも誇張さんはたくさんいます。

一部で、就活は学生と企業の化かし合いといわれており、誇張や嘘は必要悪と言われています。
実際、適当な事を言って内定を取る人もいます。
でも、それって本当なのでしょうか? 

就活における、嘘と誇張の許されるラインは
「嘘はNG」「詳細まで詰めてある誇張はOK」です。

嘘柱はNG

嘘をつく人はビジネスで信用されません。だから、面接でばれる嘘をつくことはNGです。

例えば、我々は、カンボジアでカレー屋を体験するプログラムを提供してます。

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#なぜかピザ屋

このプログラムの体験談を読めば、現地でどんなことをしたか、だいたい想像がつきます。 #なにせ数十人分体験談が書いてある

そこで、自分で体験談から体験をねつ造して、面接の場で、カンボジアに行ってもいないのに「カンボジアでカレー屋やりました!」という発言をするとどうなるでしょう?

我々のプログラムに参加した学生が、カンボジアの話をすると非常に興味をもってくれます。
そして、そのことについて深く掘り下げられます。

例えば、「カンボジアのカレー屋で、かき氷を300杯売りました」
と言った学生は面接官からこんなことを聞かれました。

「カンボジアで氷っていくらくらいするの?」
「氷はどうやって調達したの?」
「暑いと思うけど、どうやって輸送して、保管したの?」

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これは、実際に体験していれば詳細に答えられますが、体験談を読んだだけだったら、答えに詰まってしまいます。

こうやって、具体的なことを詳細に聞くことによって、面接官は就活生の嘘を暴きます。
嘘柱は、こうやって駆逐されます。 #奴らもプロだ

誇張しのぶはギリセーフ

ただ、「自分はやっていないけど、チームメンバーがやったことを我がことのように話す」くらいなら許されます。

例えば、自分は売る役割だったから、氷の運搬とかはよくわかってなければ、自分が知っている範囲で答えて、答えに詰まったら

「自分のメインの業務は販売で、詳細は物流の担当者がやっていたのでわかりません」
と、答えればOKです。 #わからないことは問題じゃない

そして、こういうことを踏まえて、他のメンバーが何をやっているのか観察し、話を共有しておけば、自分が話せることが増えます。

営業に力を入れている会社には自分が体験した販売の話をして、製造業の会社には他のメンバーがやった調達・物流の話をするという使い分けをすれば、内定率は高まるでしょう。

こんな感じで、ちゃんと詳細まで話せるのであれば、誇張しのぶはOKなのです。

そして、全く体験してないことをあたかも体験して来たかのように話せるサイコパスな人は、嘘柱もOKなのですが、そんな上弦の鬼みたいな人はあまりいないので、真似しないようにしましょう。 #日光にあたると灰になります

そんなわけで、面接で多彩な話をするために、学生時代に多彩な経験を積むこと、そして、話せることを増やすために同じチームのメンバーを観察し、会話し、学ぶことを心がけましょう!

こういうプログラムに参加したときはもちろん、バイトとかゼミとかでも意識して人がやっていることを観察すると、話の幅が一気に広がりますよ!