香港で買い物をしていると、物価は日本より格段に安いのが分かります。
例えば、セブンイレブンの値段はこんな感じ

水 ペットボトル500ml 6香港ドル(60円)
コーラ ペットボトル500ml 8.5香港ドル(85円)
ポテトチップス一袋 11香港ドル(110円)
カップ麺 7香港ドル(70円)

 これを見ると、ものによって違いはありますが、大体半分から2/3の間だと言えると思います。

 また、地下鉄やタクシーの初乗り運賃は、

地下鉄初乗り 4香港ドル 40円
タクシー初乗り 18香港ドル 180円

と、1/3以下であり、非常に安価に移動できる都市です。(都市自体が小さいので、どこへ行くにも時間もお金もかからないというのがさらに拍車をかけます)

 また、街を歩いていて分かるのが、安いものを売っている店と高いものを売っている店が混在していると言うことです。
ラーメン一杯150円程度の安食堂から、一食数千円、数万円の高給レストランまで市街地にはあふれかえっており、上手く使えば日本の半額程度の出費で暮らしていくことも出来ますし、高い金を払って日本と同じような生活をすることもできます。

 この、日本と同じ生活という点ですが、香港には日本で見たことがある看板が沢山出ています。至る所にある吉野家やセブンイレブン。中心街にある無印良品やユニクロや和民やラーメンの一風堂。そして、住宅地にはスーパーマーケットのジャスコもあります。なにせ、ジャスコだけで香港内に10店舗以上、吉野家なんて50店舗以上もあります。

 海外にある日本料理屋や日本の小売店は、日本人相手専用の変なものを高く売っているというイメージがある方もいると思いますが、香港ではこれらの店は完全に香港人向けに商売をしています。(もちろん、日本語のメニューなどもありますが)。

 値段に関しても、一風堂などは日本と変わらない値段ですが、吉野家なんかは時間帯によって値段を変えるといった香港仕様の料金体系を作っており、安いときなどは牛丼(+日本茶)で15香港ドル(150円)という、日本で「激安」と言われる料金体系のさらに半分を行っています。

 また、フードコートなどに行っても、日本の焼きそばやカレーライス、豚のしょうが焼き定食などの店が、香港の地元の料理を扱う店と同列に並んでおり、一食15-30香港ドル(150-300円)で食べられます。
 完全に日本食が現地に根付いており、現地の食事と同じような価格で食べられるというのは非常に嬉しいところです。

 また、駅にあるキヨスクやセブンイレブンに入っても、日本のお菓子がそのまんま売っていることが多いことに気づきます。

香港写真

 さらに、ジャスコなどに行くと中はまるで日本のスーパーと変わりません。
 日本米は日本で買うより安いですし、その他の食品も生ものとか液体はおそらく輸送の関係もあり値段が高めですが、カレー粉とか乾麺とかは日本よりも安いです。

 この様な日本スーパーは、世界のあちこちの都市にあるのですが、現地人も普通に使っていて、値段も法外に高くない、そして品揃えが豊富という点で香港のジャスコは非常に使い勝手がいいです。

 上記の様な点から見て、私が感じたのは、香港は「日本以外で一番安価に、日本に近い生活が出来る都市」ということです。初めての海外生活をするにあたって、この環境は非常に大きなメリットなのではないかと思います。

 また、給料が安く家賃が高いという話をこの前にしていますが、物価の安さを考えれば、家賃がリーズナブルな家さえ見つければかなり楽しい暮らしが出来るのではないかと思います。
 ジャスコではないスーパーで、現地のものを買うとさらに安いですので、これを上手く使えばさらに生活費のコストダウンはできます。

 そんな工夫をしながら自分の立ち位置を考えて行く作業が、グローカル人材としての修行の一部であり、ひとつの国でそれが出来た経験があると、他の国でもまあなんとかなるだろって気になって、新しい国でチャレンジすることへのハードルが低くなるのだと思います。

 その点、香港は日本に近いところが多く、グローカル人材への第一歩としてとてもやりやすい国だと思いました。実際、香港で暮らしている人と話をすると、「快適すぎて日本に帰れない」とよく言っています。
 
 その1その2でネガティブなことを書きましたが、トータルではバランスが取れてて、働き、暮らすのにいい国だなと感じました。
 もちろん、職場環境と報酬によって大きく左右されるので、就職活動は気合い入れてやらなくてはならないのですが。