さて、お待ちかね、香港の就職活動のお話しです。

 まずは、就職活動に必須であるホテルと、現地生活時の一番の支出先となる家賃のお話しからいたします。
 香港は、中国の隅っこにある出島みたいな土地で、しかも内陸部は山がちで住宅に適した土地は非常に少ないです。そのため、昔からホテル代、家賃が高いことで有名でした。 2011年12月現在、さらに地価高騰の煽りを受けてホテル代も非常に高くなっています。 中心街であるTsim Sha Tsuiで日本のビジネスホテル以上の部屋に泊まろうとすると、1000HK$-1500HK$(1万円-1.5万円)くらいします。

 この不動産が高い問題は長年問題になってきたため、それに対する解としてものすごく狭いホテルを用意しています。Tsim Sha Tsuiやその周辺にある巨大な雑居ビルのフロアを細かく区切って、ホテルにしているのです。(ドラマ「深夜特急」で沢木耕太郎が泊まった、重慶大厦(チョンキンマンション)はこんなホテルがたくさん入っていることで有名です。

 どれくらい狭いかというと、こんな感じ。

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 部屋の6割以上をベッドが占めてます。
 恐ろしいことに、こんなホテルでも4-6000円もします。。

 しかも、窓がないの部屋の場合、朝が来たことが分からず寝坊をしがちですし、精神衛生上もよくないので注意が必要です。
 もりぞおさんは、1週間連続で取れなかったんで、3件ほど泊まったのですが、窓があったりなかったり、広さがあったりなかったり、いろいろ違いがあります。同じホテルの同じ値段の部屋でも変わってくるので、部屋を見せてもらって選択するのがいいと思います。

 そして、ホテルが高ければ当然高いのが不動産。
 中心地にある部屋は途方もなく高いので、電車で15-30分かかる場所で探してみると、こんな感じです。

ワンルーム 6000-9000香港ドル(6-9万円)
2LDK 8000-20000香港ドル(8-20万円)

 まあ、香港のいいところは狭いので、隅っこまで行っても1時間かからないというところです。通勤時間を考えたら、田園都市線恐怖のすし詰め地獄とか、東海道線無間地獄とかと比べたら、15-30分の電車なんで余裕です。
 香港、まだまだだな・・と思いながら、実際に15分ほど電車に乗って住宅街に行ってみたら、圧倒的でした。

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 なんじゃこりゃー!

 圧倒的なまでの威圧感で立ち並ぶ高層団地。
 日照権とかどーなってるんだとか思うのですが、とにかくこんなものが立ち並びまくっています。
 
 パンダビルもあるよ。

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 ただ、遠くから見ると圧倒的な威圧感なのですが、実際近くまで行ってみると、一階は色んな店が入っていて、日用品を簡単に買いそろえられます。

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また、日本のジャスコも香港内に10店舗以上もあり、

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大部分がこういう住宅地にあるので、そんなところに住めば日本と変わらない生活もできちゃいます。

 なお、家には家具付きの場合と家具なしの場合があり、前者の場合はどんな家具を入れるかは大家との交渉次第のようです。すぐに入居するからとか、デポジットを今すぐ全額現金で払うからなどといったことを言うと交渉が有利になるなんてのも、非常に香港らしいなと思います。
 日本から香港に移住する場合は、家具なんかを送るのは大変だから、こういう家具付きの家を選ぶことになるんだろうな。

 日本の東京の家も欧米人に「ウサギ小屋」とバカにされがちですが、香港のそれはちょっと桁が違います。ちゅか、ウサギ小屋をどんだけ積み重ねた上に密集させるんだよと本当に驚きます。建坪率とかに関する規制ってないのかよ。。地震の時とか大丈夫かね?などとも思うのですが、豪に入れば豪に従えってことで、とりあえず、強制的に従わされることになりそうです。

 しかし、香港人はここまでして香港に住まなきゃいけないし、観光客はここまでして観光にくるわけであり、それだけ魅力的なところなんでしょう。

 さて、次回は、家賃よりも大事な給料の話。給料と物価についてお話しします。