先日、オーストラリアで飲食店を経営し、その後カンボジアで飲食店を経営している人と話をしてきました。

この2カ国の経営で一番違うのは、当たり前ですが、人件費です。
時給60円、月給12000円のカンボジアと、
時給2500円、休日出勤だと3500円のオーストラリア。
仕事に対するアプローチが根本的に変わります。

オーストラリアで経営するためには、とにかく人が行う作業を減らすこと。
ネギも、バイトに切らせたら100円のネギが500円になってしまう。簡単に切れる機械を導入し、あとは自分が根性で働く。

フードコートで朝9時から夜10時まで500人以上の客を3人の店員でさばいていたそうです。

カンボジアで経営するためには、自分が働かないこと。
カンボジア人をたくさん雇い、ふるいをかけて優秀な奴を残す。
その人に仕事をできるだけ任せるのですが、そのためにマニュアルをきっかり作る。
そのマニュアルも守らないので、味見禁止(勝手に創意工夫するから)、定期抜き打ちチェックなどで、ガッチリ管理する。

できるだけ自分は作業をせず、管理業務とマーケティング業務に回るわけです。

「オーストラリアでやってるときが、人生で一番働きましたね。
その後、日本でブラック居酒屋で働きましたけど、全然ラクでしたよ」

日本の飲食店労働がブラックなのは、時給の高さも原因かもしれません。
まあ、最大の原因はもう一個の奴ですが。それはまた次回。