先日バンコクに行って、複数の人材会社の方々から就活事情を伺ってきました。
数字的にだいぶ変化があったみたいなので、今回はパソナ タイランドのご協力を経て、情報をアップデートしました。

バンコクは、ガチで生活しやすい都市なので、興味がある人はぜひ検討してみて下さい!

タイは引き続き、統計の取り方がおかしいんじゃないかってくらい失業率が低く、5年くらいずっと1%台です。2013年に関しては、失業率0.9%となっています。
失業率が7-26%のアメリカや欧州主要国はもちろん、4%台の日本と比べても圧倒的に低いこの数字。そんな中でも、タイ人はキャリアアップ(ってか給料アップ)のために転職を考えており、電車にはこんな広告がでています。

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バンコクには非常に多くの日本企業があります。
中心となるが製造業ですが、それ以外に商社、金融業、IT業、物流、サービス業など多種多様な企業があります。
これらの日系企業の多くが現地採用として日本人の募集をしており、非常に多くの職種の求人があるのです。

一番多いのが、製造業の営業職です。現地の日系企業を中心にローカル企業、外資系企業などを含めてルートセールスを行い、製品(部品)を販売する仕事です。場合によっては、海外まで営業に行く場合もあります。日本語での商談がメインになりますが、タイ人やその他の国の人と英語もしくはタイ語で商談するケースもあります。

タイでは、日本語が話せるタイ人の給与が、年々上昇していて、日本人の給与とあまり大差がなくなってきているようです。
そのため、日本語が話せるタイ人を雇うよりは、日本の商習慣に精通し、長期で働いてくれる日本人を雇った方が良いと考える企業も多くなっています。

給料については、タイの法律でBOI(投資優遇制度)推奨企業を除く企業に対して、外国人労働者の最低賃金がその労働者の国籍別に決まっています。
なんと、日本人の最低月額賃金は50,000バーツ(約15.9万円)で、アメリカ人、カナダ人と並んで最も高い水準なのです。

バンコクで生活する人の大半(60%くらい)は月に5,000バーツー25,000バーツで生活をしています。50,000バーツ以上は全体のおよそ13%。つまり、日本人というだけで給料が優遇され、比較的良い暮らしが保証されるのです!

多くある求人は、製造業の生産管理、IT業や商社が多いです。
大体この辺の仕事で、50,000-70,000バーツ(15.9-22.2万円)くらいになります。

同じ職種のタイ人スタッフよりも、給与を多く支払う事になるので、
この辺の業種は、経験や技能がある人のみの募集である場合が多いです。

また、サービス業に関しては、求人により求められる職歴、技能は様々でが、一般的にマネージャや技術者としての技能が求められます。
このレベルだと給与相場は、 60,000-150,000バーツ(約19.0-48.6万円)になります。
大半の企業のマネジメントレベルでこの給与相場です。

10万バーツを超えていれば、夫婦でも結構楽な暮らしが出来ると言われています。
(もちろん、生活レベルによっては金なんていくら稼いでも足りなくなりますが。。)

バンコク市内にある日本人向けのコールセンターのスタッフの求人も多数ありますが、
多くのコールセンターの給与相場は、30,000-50,000バーツ(約9.6-15.9万円30,000-50,000バーツ(約9.5-15.9万円)です。
この職種は学歴・経歴など不問の場合が多いですが、他の求人よりも給料も安く設定されていることがほとんどです。このあたりだと、半現地人化した生活が求められるかもしれません。

コールセンターのスキルは他の職に生かしにくい上に、社内でのキャリアアップも難しいため、厳しい職だといえます。とはいえ、タイ人工場労働者の月給が9,000バーツ(約2.8万円)なので、その3倍以上をもらうことになるわけですが。

また、日系企業が非常に多いが故に割合としては少ないのですが、欧米の外資系企業やタイのローカル企業の日本人募集もあります。
一般的に欧米企業の募集は採用要件が高く、それに応じて給料も高い傾向があります。
タイにいながら年収が10万ドル(約1,000万円)を超えてる人も中にはいて、駐在員並の生活が出来ます。

ローカル企業は以前だと一般的に条件が厳しく、タイ語が必須にもかかわらず給与などの条件が悪く、保険などの福利厚生も良くないと言われていましたが、最近では給与は日系企業と比較してもそう大差ない額を提示する企業もあります。

語学に関する要件はシンガポールや香港に比べると低い傾向があり、業務上最低限必要な事を英語またはタイ語で伝えられればOKというレベルの場合が多いです。TOEICでいうと600点レベルという目安を置いている場合が多いです。
入社時に、タイ語が出来ないとNGと言われる場合は少ないですが、ローカルスタッフとの意思疎通のためにはタイ語が使えると便利であるため、入社後タイ語を学ぶ人が多いです。

年齢層としては、日本で3-10年以上のキャリアを積んだ経験者の募集が一番多いです。
バンコクで求められている人材の多くが、「日本人村」の中での業務に就くことを期待されています。そのため、対日本人のコミュニケーション能力、例えば日本人としての業務マナーや「空気を読む」能力、が非常に重要視されます。

この様なコミュニケーション力や管理力は、経歴だけではなく面接の中で確認されることが多く、管理職の人との雑談の中で試されがちです。自分が今までどのような形で人と接して、どんなことに注意して人間関係を築き上げてきたかを一度整理して、アピールできるようにしておくと良いでしょう。

昇給制度やボーナスは会社によりまちまちです。バンコクは日本人が非常に多く、日本人コミュニティ内で仕事が見つかることも多く、流動性は高いです。それゆえ、職を渡り歩きながらキャリアアップをしていく人も多いです。

ビザに関しては、学歴は不問で、採用する会社が提示するポジションと、その会社の規模・実績などに依存する事が多いため、求職者側に何かが求められる事は少ないです。本来は月給50,000バーツ以下の場合、ビザはおりないのですが、現実には様々な方法でこのルールを回避している求人がたくさんあります。

タイでの仕事を探す場合、大きく分けて3つの方法があります。

1. 現地のフリーペーパーやインターネットの求人に応募
2. 知り合いを通じた紹介
3. 人材紹介会社に登録

日本に現在住んでいて、タイ就職を考える場合は、自分でインターネットを使って求人を探すか、人材紹介会社からの紹介がメインになると思いますが、インターネットがまだまだ発達していないタイでは、インターネットで求人を探す手間を考えると、人材紹介会社に一度登録をした方が、スムーズです。

本記事の作成に協力して頂いたパソナタイランドでは、インターネットから会員登録、履歴書の登録ができて、タイ以外の国にお住まいの方を対象に、国際電話やSkypeでの面談も行っています。
日本人担当が、日本語で対応いたします。

タイ就職に興味のある方は、ぜひHPにアクセスして、求人情報を確認したり、専門のコンサルタントの方に相談してみてはいかがでしょうか?

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ちなみに、セカ就!第3章の舞台はバンコクです!






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