昔、本とか映画の感想とかよく書いてたのですが、最近書いてませんでしたので久々に。
最近、立て続けに映画に行ってるんですよ。風立ちぬとパシフィックリムとワールド・ウォーZと。
で、まず、風立ちぬが酷い映画なのです。



酷いというのは、出来が悪いという意味ではなく、主人公が酷いのです。性格が。

彼は、飛行機の設計士なんですけど、飛行機の事にしか興味がないんです。(岡田斗司夫さんは「美しいモノ」にしか興味がないって言ってましたね)
だから、美しい飛行機を最初から最後まで作り続けるんですよ。

その間、周りの貧しい日本人も、病気の妻も、その飛行機のパイロットも、日本も、どーでもよくて、とにかく飛行機を作り続ける。
エヴァンゲリオンのシンジ君ですら「破」の終わりで

「僕がどうなったっていい、世界がどうなったっていい、だけど綾波は…せめて綾波だけは、絶対助ける!」

って言ってるんです。(そして、ホントに世界がえらいことになって「Q」でひどい目に遭う)
でも、この映画の主人公は…。

で、主人公の声はエヴァの庵野監督なんですが、まあ、宮崎駿本人の投影ですよね。だから、これは宮崎駿的「人間失格」じゃないかなと思うわけです。

そんな、美しさと陰鬱さが入り交じって複雑な感情になるのが素晴らしいのですが、この脳みそがとろけそうな暑さの時にそんなこと考えたくないじゃないですか。そこで、おすすめなのが「パシフィック・リム」ですよ!



太平洋(パシフィック)から怪獣が出てきた!
環太平洋地域(パシフィック・リム)が協力して、巨大ロボを作ってやっつけろ!

以上があらすじです。

もう、ロボットの重厚感が凄いんですよ。超重くて、でかい。
エヴァンゲリオンみたく、神経接続してるのに、動きのスムーズさが全くない、鉄人28号とかサンバルカンの巨大ロボみたいなどんくささ。しかも、ろくな武器を積んでなくて、基本攻撃が殴る蹴る。

切ったり打ったりして、怪獣の体液がでるとそれが毒だってのが理由だとは思うのですが、せめてハンマーとか使えばいいのに、とにかく殴る蹴る。無駄にロケットパーンチとかやるし。

この映画の素晴らしいところは、脳みそを使わなくてもわかるくらいのそれなりのストーリーがあることですね。
エクスペンダブルズとかは、ストーリーがなさ過ぎて、このおっさんたちがなんで戦ってるのかわからなくなってくるのですが、この映画は全編何のために戦ってたり、なんで苦戦してるのかがわかる程度のストーリーがあるので、ずーっとテンション高く、集中できるんです。

もう、絶対にIMAX3Dの大画面大迫力で観ることをおすすめですよ!
人生のあらかたのことは、どうでもよくなるので!


あと、ワールド・ウォーZは、



最近のゾンビは、全力疾走とかするようになって怖いなと思いました。途中、エルサレムを覆い尽くすくらいの馬鹿げた量のゾンビがでてくるのですが、最後はなんか、地味でしたね。

そんなわけで、暑い夏には、パシフィック・リムに行け!
しかし、あの「壁」を作るって政策、バカ過ぎるよなあ。。