金曜から販売しております、もりぞお世界一周紀行欧亜×3 いわゆる完結編。

Eurasia初版 4/7まで99円!

大変ご好評いただいており、現在ランキング10位台をうろうろしております。

16位!

過去、最高でも20位台だった本書をここまで持ってきた販売手法について考察してみます。

結論は「いつ買うか?今でしょ!」と顧客に思ってもらい、

imadesyo

「乗るしかない、このビッグウェーブに!」と周りの人たちの関心を引き続けることです。

 

最近、Kindle Direct Publishingの総合ランキングを見ていると、上位は「今週のお買い得商品」が多いことがわかります。これは、Amazon様が売れ筋の出版社がだした書籍を期間限定で半額で販売するモノです。

1000円以上する本が500円くらいで買えるのでお得です。(紙の本は再販制度があり値下げができないので、そのお得感は際立ちます)

大体値下げ期間は数日から1週間で、いつの間にかしれっと元の値段に戻っていることもしばしばです。
今買わないと、値上がりしちゃうかもしれない。まさに「いつ買うか?今でしょ!」状態です。

この状態は非常に大切です。

と、いうのも活字の本は読むのに時間がかかるので、多くの人に取って 読みたい本を読む時間 > 実際に読書にとれる時間 となり、読みたい本リストは溜まっていく傾向があります。電子書籍になり、気軽に買えちゃう&無料本配布なんかがあるとなおさらkindleアプリの本棚が埋まっていきます。

その状態に気がついていると、「この本読みたい!」と思っても「まだあの本読み終わってないからなあ…」というまっとうな選択肢が頭に浮かびます。本屋であれば「来月になったらこの本撤去されてるかもしれない」というのがありますが、Amazonの場合、ほぼ間違いなく来月でも来年でもその本は同じ場所に置いてあります。

つまり、「今買う」理由がないと、活字の本って買ってもらえない場合が多いのです。

「今買う」の理由は、「この人の本は出た瞬間買いたい!」「今この情報が欲しい!」などがあります。
私の「世界一周紀行」の場合、シリーズを通して買ってくれている方が結構いて、大体発売直後に30位台まで上がります。ただ、その後が続かず、2-3日で失速します。そして、地味にちょっとずつ売れ続けます。

つまり、0冊→30位くらいまでが「この人の本は出た瞬間買いたい!」という方で、地味にちょっとずつが「今この情報が欲しい!」だと思います。
(注:例えばブラジル旅行に行きたい!という人が私の本を買ってくれてると思われます。
→参考記事:3000冊売ってみてわかった、電子書籍を売るならAmazonが圧倒的であるたったひとつの理由 )

この考察が正しいのかを考えるために、今回、最終巻ではひとつの実験を行いました。

まずは「いつ買うか?今でしょ!」作戦
私の本は通常1冊99円、3冊セット250円で販売しているのですが、本巻だけ、期間限定で3冊セット99円にしました。
「今買う」理由を、価格と期間によってつけたわけです。

結果、順位は一気に10位台に順位を上げました。

そして、「乗るしかない!このビッグウェーブに!」作戦
この順位を失速させてはいけないので、興味を惹くために、順位のスクリーンショットを撮り自慢(これは、初期に「深夜特急」を勝手に仮想敵に見立て、必死で順位争いを実況していたのと同じです)、本の中で印象的な写真を1時間に一回ずつtweetしました。(そのtweetのまとめはこちら → もりぞおさん、必死の宣伝の軌跡

その日、私は大阪でセミナーやってたので、1時間に一回自動tweetを設定。フォロワーの皆さん、うざくてゴメンナサイ。でも、フォロワー数はあまり減ってないどころか増えてました。心の広い方ばかりで感謝です。

これにより、広報開始後約45時間経った今でもその順位をキープしています。

とりあえず、2日間の成果ですが、私の仮説は間違っていなかったと思われます。
電子書籍を発行しようと思っている方、ご参考になさってください。

ただ、コレの難しいところは「定価」の考え方です。私の本の場合、少なくとも既に4500冊売れており、無料配布を含めると6000冊近くの人にDLしていただいています。それなりの割合で「99円以上の価値はある」と判断して頂いているので、「三冊セットで99円は安い!」→「いつ買うの?今でしょ!」となるわけです。

それが、誰も読んだことのない本を持ってきて「ホントの値段は1000円だけど、今だけ500円!」ってやっても同じ結果にはならないと思います。
まず、多くのお客さんに信頼をしてもらい、それを担保に売ると言うのは基本ですので、長期的に複数の本を出すのであれば、blogや無料配布などで、多くの人にまず読んでもらい、ある程度の満足感を持って貰った事を確認したうえで、上記の様な手法に走る必要があります。

誰もついてこないのに、「今でしょ!」とか「乗るしかない!」というのは、かなり寒いですからね…。
私も、コレを実行したり、この文章を書いたりするのは、かなりドキドキしながらやっています。

無料のモノだったり、仲間内だけのモノであれば、周りも気を遣って乗ってくれますが、お金を払っていただくモノは、その結果がホントにシビアに返ってきます。売れないモノは、ホントに売れない。見事に空振りする。

そのシビアさが、怖いところであり、面白いところでもあります。

会社組織の内部にいると、このシビアさが、周りのチームメンバーのフォローによって緩和されることが多いです。(それがチームのいいところです)でも、長年それを続けていると色々勘違いしてしまいがちなので、特に長く会社員をやっている人は、この現実のシビアさに触れてみることをおすすめします!

どーせ、空振りしたって、損するのは文書かいてWordファイル作って表紙画像をつくって宣伝する手間だけですから。

※今、Amazonを見たら、99円セールの締め切りが一部4/1になっていました。そこで、4/8にはじめてネットアクセスした瞬間に、99円→250円に戻す処理をします。「いつ買うか?今でしょ!」

Eurasia初版

本巻以外も絶賛発売中! → もりぞお書店

※Amazon様のバグにより発売停止されたので、99円期間を4/7(日)いっぱいまで伸ばしました!今でしょ!