「もりぞおさんの、マニラへの悪口強烈すぎる」と某人から言われたのですが、それは誤解です!私はフィリピンを愛しておりますし、マニラもその気持ちがいいくらいの滅茶苦茶さが楽しくてしょうがないのです。
そして、そんな滅茶苦茶な不便さが少しずつ改善されてたり、便利なモノが増えていく楽しさに踊っている人たちを見るのも大好きです。

例えば、マニラにある(自称)アジア最大のショッピングモール・モールオブアジアですが、まず大きさが東京ドーム7個分あります。日本人的にはショッピングモールというよりも御殿場アウトレットモールと言った方がいいかもしれません。

 このモールオブアジアに休日に行ってみました。
 あの乗り換えが面倒な地下鉄の終点まで行き、そっから一回15円の乗り合いタクシーに乗ってついたところがモールオブアジア。

 中に入って驚くのが、人が一杯!

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 どこもかしこも人だらけ!

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 このくそどでかいモールにどんだけいるんだよ!ってくらい大量の人がいます。
 そして、そこにいる親子連れやカップルの楽しそうなこと。

 もりぞおさんは、そこにあるIMAXシアターで映画を観てきたのですが、映画の途中でいきなり画像が停止し、15分くらい音沙汰なし。その後いきなり再開というずさんさがさすがフィリピンです。
 そして、その画像停止中に、携帯のライトを使って超巨大画面で影絵遊びをしていたあたりも、さすがフィリピン人です。

 そのことをフィリピン人講師に話したら、
「いいなーIMAXシアター。いくら?」
「400ペソ(800円)」
「高いー。そんなのいけないー」
 日本で2000円するのが800円なのでとても安いのですが、月給2万円程度のフィリピン人にとってはものすごく高いモノです。映画館の中にも非常に沢山の人がいたのですが、IMAXシアターは半分くらいしか入っていませんでした。

「ところで、あのモールではみんな何やってるの?」
「そうだねー。スーパーマーケット以外は見てるだけで買い物はしないかなー。あと、モールはエアコンが効いてるからね-。」

 滅多に買えないモノだけど、新しいモノが増えていく様子がみえるのが楽しい。
 家の電気代が高くてエアコンが入れられないから、涼しいのが嬉しい。

 圧倒的に足りないモノが多いフィリピンでは、こんな事でもこんなに沢山の人が集められてしまうわけです。
 人集めに苦労している日本のマーケッターからしたらなんとうらやましいことでしょう。まあ、金を落としてくれるかは微妙ですが…。

 逆に言うと、日本に満ちあふれている便利だったり楽しかったりするモノを持ち込んでみたら、それはそれでいい商売になるのかもしれません。
 そんなことを考えながら街を歩いていると、正にそれなモノが見つかりました。

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「SOGO(ソゴウ)」という、どっかのデパートを思わせるような名前の建物ですが、

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その実はラブホテルです。

 真っ赤な外観はともかく、その名前と看板のデザインは、明らかにMade in Japanを明示していると思われます。日本人が持ち込んだのか、日本に来たフィリピン人が持ち込んだのかは分かりませんが、大家族が多く、家にエアコンが効いてないフィリピン人にとっては、日本人以上に価値のあるサービス。
 土地代が安く、人件費も安いので、現地人でも気軽に使えるようなリーズナブルな価格設定も可能。

 そんなわけで、マニラの街を歩いていると、至る所にこの真っ赤なホテルが建っているわけです。

 足りないモノが沢山あるところには、みんながほしがるモノも沢山ある。
 そこには沢山のビジネスチャンスがあるわけです。

 マニラの街を歩いていると、とにかく不快でめんどくさい状況が沢山あります。でもそこにしばらく住んでみて、自分にとって足りないモノ、現地人の人が喜びそうなモノを見つけて、日本からそれを輸入する。

 2000年頃に孫さんがやっていた、アメリカで流行ったモノを日本に輸入するというタイムマシン商法のチャンスがあの街にはごろごろしているのです。

 そんなところで商売をしたら面白いだろうなあ・・と思いながら、きっとめんどくさい法律対策がまた大変だろうななどとも思い始め、とりあえずフィリピンに住むのは当分先だな何てことを考えるわけです。

 と、いうわけで、もりぞおさんは住む場所を探して次なる目的に香港に向かいます。
 次回から、やっとこ、本格的なアジア就職活動開始です!