前回、山の中の快適な設備について説明しましたが、今回はそこで行われる授業についてです。
 
 地下に降りるとこんな風に独房 教室が連なっています。

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 一つ一つの教室が、マンツーマン英会話教室。
 
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 この学校は、先生ごとに教室が割り当てられており、生徒が時間ごとに各教室を訪ねて回ることになります。
 週の初めに、1時間目はRoom3でクリスティーン、2時間目はRoom5でベスなどといったように時間割が渡され、それが1週間固定されます。ちなみに、先生を指名することも出来るそうです。
 
 授業は、私が受けた通常コースでは5時間のマンツーマンレッスンと1時間のグループレッスンが必須。
 あとは、自由選択で最大4時間のグループレッスンを受けることが出来ます。
 
 私は、
 8-9時 マンツーマン
 9-10時 グループ
 10-11時 マンツーマン
 
 13-14時 マンツーマン
 14-15時 マンツーマン
 
 16-17時 マンツーマン
 17-18時 グループ
 
 19-20時 グループ
 
 という合計8時間授業。ハードだ。。
 
 教室は先生ごとにいろんな使い方をしており、PCやスピーカーを持ち込んでる人、本を沢山持ち込んでいる人。。様々です。

 カリキュラムに関しては、学校側に頼んでガッチリ組んでもらうことも出来るのですが、私は特に決めずに行き当たりばったりでお願いしました。
 
 1時間目の先生に、文法と構文がやりたいんだけど・・・というと、こんな風に、
 
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 英作文の課題を出してくれ、翌日までにこれを書いてくる。
 書いた文章の添削をしたり、その文章についてディスカッションしたり、即興で短い文書を書いたりということを毎日繰り返すことになります。
 
 同様に、リーディングをお願いすれば、1週間分の読む文章の課題を用意してくれ、リスニングをお願いすればMP3ファイルとプリントで課題を出してくれ、それを毎日こなしていく形になります。
 
 おそらくこの出てくる課題は、先生が独自で用意しており、各先生は自分が出す課題について精通しています。
 従って、毎日の授業は常に目的意識をもって行われ、授業ごとに達成感があります。
 
 このことを先生に話したら、この校舎の先生はスキルフルな先生が多いからって言ってました。
 前回書いたように、この校舎は「初心者校」を卒業した人だけが来れる校舎で、生徒も中級以上でなければ来れないのですが、先生も上級の先生しか来れないのです。
 ちなみに、校舎が変わると給料も上がるようです。校舎の場所も、「街から1時間」→「街から10分」と二子玉川とたまぷらーざくらい違うので、この校舎の先生はプライドと責任を持って仕事をしている感があります。
 
 それゆえ、一つ一つの授業に対する態度も真摯で、気が抜けません。
 しかも、多くのマンツーマンレッスンにおいて、宿題が出る(それをやっていかないと次の授業が非効率になる)ので、かなりへとへとです。
 
 もりぞおさんは、授業が8時間ある上に宿題に3時間以上かかり、それ以外の時間も韓国人に英語で聞き込みとかしてたので、なんやかやで1日12時間以上英語の勉強をしている形に。。ハードだ。。
 
 ちなみに、もりぞおさんは一般コースを受けたのですが、ビジネスコースやテスト対策(TOEICやTOEFL,IELTS)コースはもっとハードだそうです。。怖っ!
 
 また、おもしろいなと思った仕組みが、授業中、ノートは自分が取るのではなく先生が取るという形にしていることです。
 
 授業はプリントを使ってやるので、問題に対する回答などは自分で書くのですが、分からない単語のメモとかは先生がノートに書き込んでくれます。
 また、話をしていた会話の中で、表現が不自然だったり間違ったりしてたときは、こんな風に

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先生がノートに書いてくれ、授業の最後5分間に指摘してくれます。
 
 フィリピン人の先生は、下手くそな英語に慣れてるので、多少間違ったことを言っても推測してくれ、会話の流れを切らず、気持ちよく話させてくれるのですが、それだと間違いを間違いと気づかないまま進んでしまう形になってしまいます。
 
 それに対し、このように話している間は話を切らず、後から指摘してくれる(しかもそれがノートに残るので復習が出来る)というこの方法は非常に良く出来ているなと感心しました。
 
 同様に、発音の授業でも、読んだ文章で、発音がおかしかったところをこんな風にアンダーライン引いて、あとから指摘してくれます。
 
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 この辺の仕組みは、長年の創意工夫の積み重ねなんでしょうねえ。。
 
 こんな感じで、授業の質は凄く高いので、長期間いればかなりの高確率で上達すると思います。
 ただ、長期間授業を受けられれば・・という課題もあります。
 
 もりぞおさんは、特別に1週間だけ受けさせてもらったのですが、この学校は1ヶ月単位でしか申し込めません。そして、多くの人は3ヶ月くらい受講するそうです。
 が、結構途中から授業に出なくなってしまう人も出てくるそうです。
 
 特に、若い人にそれは顕著で、出欠票をみせてもらったら、2週間に1度くらいしか顔を見せない生徒もいるようでした。(次回詳しく書きますが、ここに来ている韓国人生徒は2割程度高校生です)
 
 ひとつひとつの授業がきちんと課題があるということは、全ての授業に関して気を抜けません。マンツーマンレッスンである上に宿題も出るので、生徒側にもかなりのプレッシャーがかかります。
 
「親に言われたから」という理由で3ヶ月間も山の中に閉じ込められたら・・・授業から逃げ出して部屋でオンラインゲームというのも仕方がないかな。。とも思ってしまいます。

 個人的には、ずーっと閉鎖された空間での授業漬けは厳しいと思うので、3週間授業を受けて1週間はフリーにして、フィリピン国内を旅行するみたいなリズムでいけるといいなあと思います。
 3週間で習ったことを使って、外で一般のフィリピン人と会話をしてみる。そして、新しいモノを見て、モチベーションを回復する。これなら、長続きすると思うのですが・・まあ、高校生もいることだし、難しいのかもしれませんが。
 
 と、いうわけで、授業の質は凄く高いです。英語の勉強に対するモチベーションが高ければ、きっと数ヶ月間の留学はものすごく意義のあるものになるでしょう。
 ただ、途中で心が折れてしまうと、悲しい結果になる可能性があります。
 
 それゆえに、自分がなぜフィリピンくんだりまで来て英語を勉強するのか、英語を学んだ後何をするのかを明確にしてから訪れることをお勧めします。
 
 そして、基本的に各学校の宣伝はしないようにしているのですが、この動画はあまりにもかわいいので貼ってしまいます。




 この先生はテストコースの先生なので私は担当して貰えなかったのですが、かわいい。。特に最後の部分はヤバイ。。