カンボジア・シェムリアップと、日本・大島でゲストハウスを経営する株式会社CARAVAN JAPAN(所在地:東京都大島町岡田10番地、代表取締役:近藤佑太朗 以下 CARAVAN社)が、東京都が発効する地域通貨「しまぽ」を300万円分不正利用し、利益を得ようとしていたことが発覚しました。

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この地域通貨「しまぽ通過」は、東京11島内(大島とか新島とか)で使用できる商品券です。

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島にある旅館や飲食店などの加盟店での支払いに使えます。(東京都および公益財団法人東京観光財団が管理)

Webページからクレジットカードを使い購入するもので、7000円支払うと10000円分の商品券を購入でき、3000円お得になります。(この3000円は東京都の税金から支出されます)
この通貨は、1人につき8セット=80000円分まで購入できます。

CARAVAN社が大島で運営しているゲストハウス、CARAVAN FLAKEは、このしまぽ通貨が使用できる加盟店として登録されています。

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CARAVAN社の不正利用の手口は以下のようなものだと推測されます。

1.2018年11月、カンボジア・シェムリアップ(アンコールワットがあるところです)にゲストハウス CARAVAN BLANKをオープン

2.CARAVAN BLANKにて宿泊費無料をうたって学生を集める。

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無料宿泊の条件として、宿泊した学生の電話番号+メールアドレスを登録させる。

3.集めた電話番号、メールアドレスを使って、学生に無断でしまぽ通貨を購入する。

1人あたり(=1電話番号あたり)の限度額、80000円分(56000円)を購入。
※CARAVAN社から公益財団法人東京観光財団に56000円支払い

4.この80000円分のしまぽ通貨を、CARAVAN社がCARAVAN FLAKEで使用されたことにして、公益財団法人東京観光財団に申請。80000円を受け取る
※公益財団法人東京観光財団からCARAVAN社に80000円支払い

5.この一連の流れで、CARAVAN社は、公益財団法人東京観光財団から 80000円-56000円=24000円を、だまし取る。

この24000円の原資は東京都の税金です。

プレスリリースによると、上記を繰り返し、2019年2月11日までに、300万円分のしまぽ通貨を不正使用しています。

このCARAVAN社の不正使用。大きく言えば、国をまたいだ国際仮想通貨マネーロンダリングですし、小さく言えば学生と東京都を騙した寸借詐欺です。

私が、この問題を大きく取り上げるのは、本件が、学生及び学生インターンを騙して行われているからです。

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※CARAVAN社がカンボジアで行っていたインターン募集

ただでさえ、いいイメージが少ないカンボジア。
ここで、インターン生を使った寸借詐欺などが行われるようでしたら、余計イメージが悪くなります。

カンボジアでインターンプログラムを経営する私として看過できません。(なお、カンボジア、急成長中・人がいい・物価が安いと、インターンをするには最高の国です)

そこで、学生の皆さんに、こういう悪質な会社によるインターンを回避するための方法をお伝えします。

まずは「こういう会社だったら安全!と思ってみたら意外とダメだった」というポイントです。

1.有名人、有名企業と提携している
このCARAVAN社のWebページ(現在は非公開)には、サッカーの本田圭佑さんがオーナーをしているカンボジアのサッカーチーム ソルティーロ アンコールFCとの提携に関する記事が載っています。

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また、連続起業家・投資家の家入一真さんが発起人となったシェアハウス・リバ邸との提携についても掲載されています。

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もちろん、本田さんも家入さんも、この詐欺行為とはまったく関係ありません。むしろ、被害者にあたります。

このように、詐欺をやるような人は、人の信用を借りて、平気で踏みにじるような人なので、有名人、有名企業と提携していても、何のあてにもならないのです。

2.資金調達とかしてて、金持ってそう
CARAVAN社は、資金調達に関するプレスリリースもだしています。

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5370万円を、スカイライトコンサルティング(株)、VC福島保氏、日本政策金融公庫、東京都信用組合連合から資金調達したとのこと。

日本政策金融公庫と東京都信用組合連合からの資金調達って、ただの借金のような。。。

そして、東京都信用組合連合から金借りて、東京都に詐欺行為をするというブラックジョーク。(いや、洒落になってない)

と、いうわけで、資金調達とか、関係ないです。


3.なんかスゴそうな認定を受けている
東京都の特定支援事業認定を受けているそうです。

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東京都の特定支援事業認定を受けて、東京都に詐欺行為をするという(以下同文)


4.社長が意識高いことを言ってる

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地元(大島)の金融(地域通貨)を、多様化した場(大島とシェムリアップ)を悪用して詐欺行為を働くと言うことか。

社長、Facebookにて曰く、東京都の観光部長も都知事もきてる素敵な場ができたでー!

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ちゅか、都知事来てるのか・・・・

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このように、表向きにはなんでもいるわけです。

では、こういう詐欺業者を避けるためにはどうすればいいのでしょう?

決定的な方法はないのですが、やって欲しいことが2つあります。

1.その会社が、ビジネスとして、ちゃんとお金が回っているか、確認する

その会社は、どのように売上を上げて、どこからお金が入ってくるか確認することは非常に大切です。
CARAVAN FLAKEのように、無料で学生を泊めるとか、明らかに怪しいです。

お金が入ってくるあてがないのに、金がかかるサービスを提供し、その代わりに個人情報を求める。明らかに詐欺っぽいですよね。

2.運営者の実績を確認する。できたばかりの会社、第1回のインターン、スタディツアーなどは避ける

NGOやNPO、学生団体、民間企業、どんな形態にも怪しいところがあります。こういう実態は、できたての会社・インターンシッププログラムではわかりにくいです。
なので、できたばかりの過去実績のないインターンシップや会社は避けるようにしましょう。

CARAVAN社は大島ではたくさんのインターン生を雇っており、カンボジアでも雇おうとしていました。既に消されていますが、Webページにはインターン生の名前が写真入りで載っています。

彼らは、詐欺行為の片棒を担がされていた可能性があり、警察に逮捕される可能性もあります。そうなると、前科がつき、その情報は永久にWebに残ります。
就活の時に、名前でGoogle検索されたらアウトです。

インターンは、学生が仕事の経験を積むのに非常に役立つものです。
しかし、CARAVAN社のような悪質な会社も混じっています。

きちんと自分で調べて、信頼のおける会社にインターンするようにしてください。

今回のまとめ
・インターンするなら、実績があるところで!新規のプログラム、どうやって稼いでるのかわからない会社・NPOは避けよう!
・有名人と提携、資金調達、社長が意識高いこと言ってるとかは、何のあてにもならない!