起業家の目がキラリ! 「そういう人材を抜擢すべきだ」と言われる人の行動パターン

2016年01月21日(木)


※本記事は、JCAST会社ウォッチ 海外就職という選択肢 からの転載です

先日、複数の国で起業している友人と飲んでいた時に、彼が各国の事業を任せられる人、任せられない人とはどういう人かという話になりました。

結論としては、なにか問題が起こったときに「問題がある」と報告するだけの人には任せられない。「問題をこうやって解決したい」という人には任せられるとのことでした。

代案なく、文句だけ言ってくる人も

異国で「極限」を経験してみる
異国で「極限」を経験してみる

もちろん、報告を上げることは大切なことであり、マイナスポイントではありません。一般スタッフとして働いてもらう分には、それでOK。しかし、部長、事業部長レベルでは、それだけでは不十分。その役職には、解決策の提案が求められるということでした。

当たり前と言えば当たり前なのですが、会社組織で働いたことがある人なら、問題の解決を部下に丸投げする部長、本部長に出会ったことは一度や 二度ではないでしょう。彼らは、既に現場には疎くなっているので、具体的な案を出せない人も多いのですが、部下が出した案を理解できない、とんちんかんな 理由で却下する、Go or No goの判断すらしない部長をみると、とても悲しい気分になります。

このような資質の有無は、経験年数とは関係ありません。

例えば、私がカンボジアで行っているサムライカレーという研修プログラムでは、大学生が「カレーライスの売り上げが下がっているので、カレーパンを作ってみたので売ってきていいですか?」とすかさず提案してくる人がいました。

彼の話をすると、くだんの起業家は「そういう人を抜擢すべきだ」とのこと。

もちろん「このカレーはカンボジア人には売れません」と代案なく、文句だけ言ってくる人もいます。そんな時に「課題は発見できましたね。では、それをどう解決しましょうか?それを提案し、実行するのがサムライカレープロジェクトですよ」と返すと、黙ってしまいます。

極限状態での行動をみる

しかし、これを何度か繰り返していると、だんだんと自主的に動くようになります。それまでの人生で培っていた思考パターンは、異国の地のカレー屋起業プログラムでも踏襲されます。しかし、そのパターンは、変えることもできるのです。

この話を、ある人材会社の方にしたら「そのプログラムは、管理職に昇進させる人の選抜に使えますね」と言われました。確かに、アウェイの地の 未体験の業務では、その人のその時点まで培っていたものの素が見えます。今まで、人を育てるためのプログラムとして作ってきたのですが、意外な使い方もあ ることに気づきました。

カンボジアまで送り込む必要はありませんが、自分の部下の資質を見るときに、このような極限状態での行動をみることは有効な手段です。そし て、資質を見られている側の人は、自分の仕事の様子を客観的に見て、自分が上司だったらどう評価するかを考えながら仕事をしてみると、あなたが望むような キャリアの道が開けるかもしれません。

サムライカレープロジェクトでは、現在クラウドファウンディングを行っています。

本プログラムに興味がある方、支援をしたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のページにアクセスいただけたらと思います。


著者近景

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Author:もりぞお / 森山たつを

海外就職研究家 兼
電子書籍個人出版研究家


人がやらないマニアックな領域を、日々自身が実験台になって研究しています。
詳しいプロフィールは"About もりぞお"をご覧ください。
取材、記事執筆、人生相談、なんでもうけたまわります。

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