メルマガよりも稼げる?有料オンラインコミュニティ運営を1年半くらいやってみた

2014年07月30日(水)


いろんな人が参入しては撤退していく「無理ゲー」こと有料メルマガ。

これに似た仕組みで、有料オンラインコミュニティというものがあります。私はかれこれ1年半以上これを運営していますが、とりあえず、家賃と食費くらいはこれで稼いでおります。

まだ、やっている人も少ない有料オンラインコミュニティの裏側についてお伝えします。

有料オンラインコミュニティってなんですか?

有料オンラインコミュニティとは、有料メルマガと同様、読者から月額でお金を支払ってもらい、情報を提供するサービスです。

両社の違いは、有料メルマガが「メールを送る」ということで情報を提供するのに対し、有料オンラインコミュニティは「Facebookのグループに所属してもらい、その中にコンテンツを提供する」という形になることです。

どういうことかというと、私は、「もりぞお海外研究所」というFacebookのグループを作っています。このグループには、私が承認した人しか入れないようになっています。当然、このグループ内の発言内容は、グループの会員しか見れません。

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ちなみに、私の有料オンラインコミュニティには会員が190人強おり、月に1260円ずついただいておりますので、収入はかけ算してください。(ただし学割会員などもおります)

そして、私のWebページには、申込みフォームがあり、ここから申し込んでクレジットカードから月額1260円自動で引き落とされることに合意した人だけが、このグループに所属できるわけです。

このグループの中では何が行われているかというと、私の場合は、ほぼ日刊で私が海外就職や、海外起業、電子書籍出版に関するコラムを書いています。

今、この文章をプノンペンで書いていますが、プノンペンの現状やこちらで会った人の話、海外で就職した人のインタビュー、「Kindle月替わりセール」に選ばれた電子書籍は何冊売れたか?などの情報です。

この情報は、通常15-30行程度の短いもので、数秒でさくっと読めます。これだけ短いのは、公の場に開かれたblogやwebメディアの 記事と違い、ある程度前提条件がわかってくれている人だけが読むので、余計な前説や、誤解を防ぐための冗長な説明をカットし、重要な事だけをすぱっと提示 できるからです。

有料メルマガと比べて退会率が低いのはなぜか?

ここだけ見ると、日刊の有料メルマガと大差ないと思われるかもしれません。

ただ、いくつか違いがあり、その違いにより退会率が大幅に下がっていると感じています。実際、私の有料会員組織は180人以上会員がいるのですが、月に退会するのは平均で1-2人です。ちなみに2014年3月は0人でした。

なぜ、有料メルマガより退会率が低いのか。まずは、有料メルマガを退会するときのよくあるパターンを考えてみましょう。

1.有料メルマガが届く

2.スクロールバーをみると、超絶長い。読むのをためらう。とりあえず、後で読むことにする

3.電車の時間待ちで時間ができた。有料メルマガを読もうとおもったけど、楽天からのゴミメールなどに混じってみつからない。また今度にしようということでパズドラを始める

4.気がついたら、翌週のメルマガがとどいた。先週号読めなかった。なんてこったい。なんか損した。退会しよう。

つまり、有料メルマガは、長い、埋もれやすい、次が届いたときに読んでないことに気付くというのが弱点なわけです。

これに対して、有料オンラインコミュニティは

1.Facebookのタイムラインに記事が流れてくる

2.1記事は短いのですぐに読める

3.記事がタイムラインに埋もれてしまっても、FBグループ名をクリックするだけで過去ログを全て見ることが出来る

つまり、何も意識しなくても、記事の存在に気付いてもらうことができるし、読者の人が読もうと思ったときにすぐに過去ログも含めてまとめ読みもしてもらうことができるわけです。

このようなコミュニティに参加するような人なので、Facebookはそれなりの頻度で見ると思いますから、存在を忘れられることはありま せん。また、ふと思い出したときにじっくり読んでもらうこともできます。なので、コラムの内容が読者の方のニーズに合っていれば、かなりの確率で継続して もらえるのです。

実際私は、この有料会員組織のコラムをまとめて1週間に1度配信する有料メルマガもやっているのですが、退会率はメルマガの方が遙かに高いです。

利益率のも高い!情報も勝手に充実!

また、継続率以外にもメリットはあります。

収益率が高い、読者の人から追加情報が入るの2つです。

まず、収益率。

多くメルマガスタンドでメルマガを発行する場合、メルマガスタンド に支払う手数料は30-40%になります。これに対して、私の有料オンラインコミュニティは、自分のWebページで会員を募集しており、Paypalによ る月額支払いをしていただいているので、手数料は4%程度です。1260円中1175円が私の所に入ってくるわけです。

ちなみに、サブで使っているシナプスサロンという有料オンラインコミュニティのスタンドも手数料は20%です。こちらでは、クレジットカードだけでなく、銀行振込でもお申し込み頂けます。

そして、読者の方からの追加情報。

私のオンラインコミュニティは、海外就職・起業と、電子書籍個人出版という二つに特化しているため、海外在住の方や電子書籍個人出版をされている方が多く登録しています。

すると、私の記事に対し、的確な追加情報やツッコミなどを入れてくれる方が多く、情報が深まるのです。

例えば、カンボジアの支援に関する記事を書いたら「自分の友達はカンボジア支援をしてましたが…」とか「イランでは…」とかの情報が、現地在住者から追加でコメントされるわけです。

Webメディアのコメントとは違い、追加情報であったり、自分の体験と照らし合わせての共感や反論であるため、私にとっても読者の皆さんにとっても実に有益な情報となるわけです。

このように、メルマガと比べても、情報の質が高まる傾向がある有料オンラインコミュニティ。ネット上での有料配信の仕組みとして、実に優れたものであると考えています。

有料メルマガと比べての弱点

ただ、有料メルマガと比べての弱点もいくつかあります。

一つが、超大人数には対応できないこと。

Facebookのグループなので、おそらく1000人を越えるとカオスになります。入会、退会の処理も大変。ホリエモンみたく万単位なんて絶対無理。と、いうわけで、数百人レベルの会員を目指す場合に有効です。

もう一つが、会員集めが超大変なこと。

有料メルマガは 普通に誰もが使っている言葉だし、使ったことがある人も多数。しかし、有料オンラインコミュニティはこの文章のように、一から説明しないとその内容をわ かってもらえない。従って、有料メルマガよりも会員集めるのが大変なんです。Paypalに口座を持ってない人に作ってもらうのも大変だし。 (Amazonや楽天が月額課金をやってくれればもうすこし楽になるのですが……。)

従って、こんな困難を乗り越えてくれる読者がいることが重要になります。(私は乗り越えてくれた読者の方々に心から感謝しております)

私は、この有料オンラインコミュニティだけで、生活していく気はさらさらありません。現在、本(商業出版も電子書籍個人出版も)や寄稿、セミナー講師や、海外起業体験研修の運営などなど、いろいろなことをやっています。

こんな色々なこと、特に収益性があるのかないのかわからないことに時間が割けるのは、有料オンラインコミュニティで、とりあえず食っていけるだけの収入が確保できているからです。

会員の方に支えられて自由な行動をさせてもらっているので、その還元のためにも、世界各国で見つけた面白いこと、人生の変化のきっかけになるようなことなんかを、ほぼ日刊で会員の方にお伝えしていきます。

この記事を読んで、「もりぞお海外研究所」に興味を持った方および、有料オンラインコミュニティそのものに興味を持った方。

ぜひ一度、足を踏み入れてみて下さい。

とりあえず、最初の2週間は無料なので。

有料オンラインコミュニティ もりぞお海外研究所


著者近景

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Author:もりぞお / 森山たつを

海外就職研究家 兼
電子書籍個人出版研究家


人がやらないマニアックな領域を、日々自身が実験台になって研究しています。
詳しいプロフィールは"About もりぞお"をご覧ください。
取材、記事執筆、人生相談、なんでもうけたまわります。

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